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元研究員が卒業生名簿を議員事務所へ提供 - 愛媛大

愛媛大学の元職員が、在籍中に卒業生の個人情報を議員事務所や後援会事務所に提供していたことがわかった。

同大によれば、理学部の元職員が在職していた2019年6月や同年9月ごろに、同学部で管理していた卒業生名簿のうち104人分の氏名と住所を、議員の事務所や後援会事務所へ紙媒体で提供していたという。

問題発覚後、同大では、両事務所に対して個人情報の廃棄を依頼、廃棄が完了している。元職員は有期契約の研究員ですでに退職済み。就業規則上は懲戒処分を行うことはできないが、同大では今回の問題に対する見解を示すため、7月7日付けで元職員を停職1カ月相当とした。

(Security NEXT - 2020/07/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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