Palo Alto Networksの「PAN-OS」に認証回避の脆弱性 - VPNなども影響
今回明らかとなった「CVE-2020-2021」の共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるスコアは、最高値の「10」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。脆弱性の悪用は確認されていないという。
同社は、「PAN-OS 9.1.3」「同9.0.9」「同8.1.15」にて同脆弱性を修正。設定を確認した上で、同バージョン以降へアップデートするよう呼びかけているほか、「SAML認証」の無効化など緩和策をアナウンスしている。
なお、「同8.0系」は2019年10月31日にサポートが終了しており、アップデートは用意されていないため注意が必要。
(Security NEXT - 2020/06/30 )
ツイート
PR
関連記事
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み