Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

誤アップロードされた個人情報、削除されずメール配信 - スペースマーケット

スペースのシェアリングサービスを展開するスペースマーケットは、スペースの借り手などに配信したメールにおいて、スペースのオーナーが誤ってアップロードした証明書などの画像が削除されず、閲覧できる状態となっていたことを明らかにした。

同社が2019年11月20日以降に配信した「お気に入りクーポンメール」や、2020年3月30日以降に配信した「おすすめスペースメール」に、スペースの貸し手であるオーナーの意図しない画像が含まれていたもの。一部画像には個人情報が含まれていた。

同社によれば、6月8日から9日にかけて配信した「おすすめスペースメール」において、オーナー1人の免許証を撮影した画像が閲覧できる状態となり、同月9日14時ごろ、受信者からの指摘で問題が発覚した。

スペースの紹介画像として、オーナーが誤ってアップロードした免許証の画像で、オーナーは画像の削除作業を行っていたが、プログラムの不具合で画像ファイルやキャッシュデータが残存、意図せず表示される状態で配信された。

判明後、同社ではメールから問題の画像にアクセスできないよう対処したが、メールを受信した137人のうち、15人がメールを開封していたという。

(Security NEXT - 2020/06/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

冊子発送先の個人情報を郵便局へ誤送付 - CCNC
給与支払報告書を紛失、税額決定通知書の未着から判明 - 練馬区
委託業者が個人情報含むメールを別人に送信 - 東急MD
美術館でメール誤送信、講座応募者のメアド流出 - 稲沢市
複数問合の同時並行対応で添付ファイルを取り違え - 大阪市
児童相談所が児童の個人情報をメール誤送信 - 栃木県
個人情報含む書類を市サイトに誤掲載 - 尼崎市
外来受診者の一部名簿が所在不明に - ちば県民保健予防財団
再就職支援者の個人情報を企業に誤送信 - 東京しごとセンター
指定管理者がファイルを取り違え、個人情報を誤掲載 - 熊本市