Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Experience Manager」に6件の脆弱性 - 修正版が公開

Adobe Systemsが提供するマーケティングツール「Adobe Experience Manager(AEM)」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートが提供されている。

今回のアップデートは、サーバサイドリクエストフォージュリ(SSRF)の脆弱性「CVE-2020-9643」や、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性5件など、影響を受ける脆弱性はバージョンによって異なるが、あわせて6件の脆弱性へ対処したもの。いずれも脆弱性の重要度は3段階中、2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングされている。

同社は、脆弱性を修正した「同6.5.5.0」「同6.4.8.1」をリリース。適用優先度を3段階中2番目にあたる「2」とし、30日以内を目安にアップデートを講じるよう求めている。今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2020-9643
CVE-2020-9647
CVE-2020-9648
CVE-2020-9644
CVE-2020-9645
CVE-2020-9651

(Security NEXT - 2020/06/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
「Django」に複数の脆弱性 - 修正アップデートを公開
「Firefox」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
「Firefox 135」がリリースに - 脆弱性11件を解消
「Firefox 135.0.1」がリリース - 脆弱性1件を解消
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正