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里親措置児童や里親の個人情報含む文書を誤送付 - 新潟県

新潟県は、里親措置児童の在籍する学校長宛てに送付した文書について、誤って宛先と別の学校へ送付したことを公表した。

同県によれば、6月1日、新型コロナウイルス感染症対策のため臨時休校期間中に里親が要した経費を算定して支払うため、休校期間を確認する照会文書を、中央児童相談所が里親措置児童の在籍する学校19校に送付。

翌2日、文書を受領した1校から別の学校長宛ての文書が届いたと連絡があり、誤送付が判明した。取り違えた学校に連絡し、宛先が誤っている文書が届いていることを確認。誤送付された文書には、里親に措置している児童3人と里親2人の氏名が含まれる。

同県では、対象となる里親および措置児童の保護者に説明と謝罪をした。誤送付した文書は、1校は破棄を依頼し、1校は職員が回収して外部への漏洩がないことを確認したという。

(Security NEXT - 2020/06/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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