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ブラウザの実行環境を分離するソリューション - NEC

NECは、ウェブブラウザの実行環境を端末外部へ分離するソリューション「Application Platform for SCVX」を提供開始する。

同製品は、ウェブサイトの実行環境をサーバ上で動作するLinuxベースのコンテナに分離するジェイズ・コミュニケーションのアイソレーション製品「SCVX」をサーバに実装し、提供するもので、「NEC Solution Platforms」のラインナップに追加した。

ライセンス体系として「同時接続数」を採用。100同時接続構成で価格は約650万円。ダウンロードしたファイルからコードを削除する機能や、サンドボックスによる検証機能などのオプションも用意している。

同社では、官公庁や地方自治体、教育機関、医療機関、金融機関などへ同製品を展開し、今後3年間で200システム以上の販売を目指すとしている。

また同社では従来から提供しているWindowsベースのインターネット分離ソリューションについても引き続き提供していく。

(Security NEXT - 2020/05/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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