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「InterSafe ILP」に新版 - ファイル持出時に個人情報をチェック

アルプスシステムインテグレーション(ALSI)は、情報漏洩対策製品の新版「InterSafe ILP Ver. 7.6」を提供開始した。

同製品は、デバイスの制御やファイルの暗号化、セキュリティ機能を備えたUSBメモリの作成、ファイルの転送などの機能を選択し、導入できる情報漏洩対策ソリューション。

新版では、ファイル転送や外部デバイスによるファイルの持ち出し申請時に個人情報の有無をチェックする機能を搭載した。個人情報の検知状況によって自動で承認したり、承認者によるチェックなどの対応を促すことができる。同社の暗号化ソフトで暗号化されたファイルの検査にも対応している。

また、ファイル転送や外部デバイスでファイルの持ち込みを行う場合に、OPSWAT製のエンジンでマルウェアのスキャンを行い、ファイルより不正なコードを取り除く機能を用意。また同じパソコン上の簡易的なインターネット分離環境を用いたファイルの受け渡しが行えるようになった。

(Security NEXT - 2021/08/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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