Adobe製オーディオ編集ソフトに脆弱性 - 更新を実施
Adobe Systemsは、情報漏洩の脆弱性が明らかになったとして、オーディオ編集ソフト「Adobe Audition」のアップデートをリリースした。
同ソフトのWindows版において、域外のメモリを読み込み、情報漏洩が生じるおそれがある脆弱性「CVE-2020-9618」が明らかになったもの。同社は同脆弱性の重要度を3段階中2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングしている。
同社では脆弱性を解消した最新版となる「同13.0.6」をリリース。適用優先度を3段階中もっとも低い「3」とし、任意のタイミングでアップデートを実施するよう求めている。
(Security NEXT - 2020/05/20 )
ツイート
PR
関連記事
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み