アカウントが乗っ取り被害、フィッシング踏み台に - マウスコンピューター
マウスコンピューターは、フィッシング攻撃によって従業員のメールのアカウントが乗っ取られ、顧客や取引先へ同様のフィッシングメールが送信されたことを明らかにした。
同社によれば、5月8日17時過ぎに、従業員1人がフィッシングメールよりフィッシングサイトに誘導され、メールアカウントのIDとパスワードを詐取されたという。
その後同アカウントに対して詐取されたパスワードを用いた不正アクセスがあり、同月12日11時過ぎに法人顧客や取引先1220件に対し、同アカウントより同様のフィッシングメールが送信された。受信者から連絡があり、問題が判明した。
今回の問題を受けて同社は同アカウントのパスワードを変更。フィッシングメールの送信先となった関係者へ事情を説明し、問題のメールを削除したり、IDやパスワードを誤って入力しないよう求めた。
また顧客に対して、同社を名乗る不審なメールが届いた場合は、添付ファイルやリンクにアクセスせず、同社まで問い合わせるよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/05/15 )
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