NAS管理サービスのテストサーバに不正アクセス - アイ・オー・データ
アイ・オー・データ機器は、NASを遠隔管理できるサービス「NarSuS」のテスト用サーバが不正アクセスを受けたことを明らかにした。同サーバ上の個人情報が流出した可能性があるが、顧客のNAS内部に保存されているデータの流出については否定している。
同サービスは、イベント情報やステータス情報、統計情報など、NASの稼働状況をリモート環境より一括管理できるクラウドサービス。
同社によれば、「NarSuS」のテスト用サーバが不正アクセスを受けたもので、5月7日に判明した。同サーバには、製品の型番やMACアドレス、シリアルナンバー、メールアドレスなど個人情報が保存されており、流出した可能性があるという。
不正アクセスの判明を受けて、同社では「NarSuS」の公開サーバを停止。影響の範囲など詳細について調査を進めている。停止期間中は遠隔監視ができなくなるほか、テストサーバ内に保存されていた情報が流出した可能性があり、不審なメールに注意するよう利用者へ呼びかけている。
ただし、利用者のNAS内部にあるデータの外部流出や利用者のネットワークに対する不正侵入の可能性については否定。また今回の問題と直接関係ないとしつつも、利用中のNASについて最新のファームウェアを利用するよう利用者に求めている。
(Security NEXT - 2020/05/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
個人情報流出の可能性、委託先のゼロデイ攻撃被害が影響 - 法政大
郡上八幡の特産品扱う通販サイトが不正アクセス被害
すかいらーく「テクアウトサイト」 - クレカ情報流出の可能性
機器から奪われた管理者アカウントで侵害受ける - ミネベアミツミ
ゼロデイ攻撃で個人情報流出の可能性 - 日鉄ソリューションズ
「愛知全県模試」受験者情報が流出した可能性 - SQLi攻撃で
MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保
指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
財布通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
健康商材のB2Bマッチングサイトに不正アクセス - 顧客情報が流出