Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

意図せず会員名簿を公開、検索エンジンにも - 日本視能訓練士協会

日本視能訓練士協会は、本来非公開となっている会員名簿が、インターネット経由で閲覧できる状態となっていたことを明らかにした。

同協会によれば、ログインした会員向けに提供していたPDF形式の一部会員名簿がインターネットより閲覧できる状態となっていたもの。4月21日に会員から指摘があり判明した。

特定の検索エンジンに氏名や勤務先などの会員情報が登録され、検索できる状態となっており、「Google」では岡山県の会員155人、「Bing」で東京都の960人、愛知県の365人、岡山県の155人、広島県の107人、愛媛県の44人が登録されていた。

サーバに保管されていた過去1カ月分のログを調査したところ、岡山県と広島県の名簿に関し、検索エンジンで表示対象になった46件のログが確認された。他都県のログはのこっていなかったという。

(Security NEXT - 2020/04/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Googleグループ57件が公開設定、個人情報が外部閲覧状態に - ダイソー
高校で生徒の成績情報などをTeamsに誤アップロード - 千葉県
地域特化型の旅行予約システムで顧客情報を誤表示
メール誤送信で外部関係者のメアド流出 - 山陽小野田市
学校でグループウェアを操作ミス、アンケートや成績など流出 - さいたま市
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
中学校で卒業生の個人情報が生徒用端末から閲覧可能に - 半田市
情報セキュリティ教室の参加者一覧が閲覧可能に - NII
学生ポータルで不具合、想定外の認証でアクセス可能に - 東経大
フォーム閉鎖時の設定ミスで応募者情報が閲覧可能に - 文京区