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加入者情報が流出、海外サイトに記載 - 全国土木施工管理技士会連合会

全国土木施工管理技士会連合会は、会員の個人情報が外部へ流出したことを明らかにした。

同会によれば、海外サイトに同会の個人情報を入手したとの記載があるとして、4月16日に警視庁から連絡があり、問題が発覚した。

問題のウェブサイトには、新規加入受付番号、パスワード、生年月日、電話番号、メールアドレスなど個人情報約7万2000件が入手済みであると記載されていたという。サイト上にあった一部情報については、同会の情報と一致した。

同会では、関連するシステムを一時停止し、原因究明や今後の対応について検討。海外サイトに掲載された情報の削除や被害届の提出に向けた調整について進めている。

同会では、登録している電話番号やメールアドレスに不審な連絡が来る可能性があるとして、会員へ注意を喚起。同一のパスワードを他サイトで使い回している場合は変更するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/04/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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