Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

東芝製HDD向けパスワードツールに脆弱性 - 更新版提供までアンインストールを

東芝デバイス&ストレージが提供するWindows用パスワードツールに脆弱性が明らかとなった。

同社の外付けハードディスク製品「CANVIOシリーズ」向けに提供されている「Windows用パスワードツール」において、同プログラムの権限で不正なファイルを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2020-5569」が明らかとなったもの。共通脆弱性評価システムであるCVSSv3のベーススコアは「8.4」。

同社は、同製品のアップデートを準備しており、それまでは同ソフトおよびインストーラーについてアンインストールするよう注意を喚起した。ただし、パスワードを設定をしている場合は、必ずパスワードを削除してからアンインストールの作業を行うよう求めている。

脆弱性に対応したプログラムは、4月28日ごろにリリースする予定だという。

(Security NEXT - 2020/04/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性
XML処理ライブラリ「libxml2」に複数の脆弱性
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も