Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

まもなくMS月例パッチ - テレワーク環境での更新に注意

VPNにおいてスプリットトネリングを利用している場合は、組織のネットワークに負荷をかけることなくアップデートができると説明。一方、スプリットトネリングを利用しない場合は、アップデートが正しく実施できるようプロクシやファイアウォールの接続について確認しておくよう求めた。

ネットワークへの負荷を軽減するため、累積的な更新プログラムについて変更点の差分のみ配信してファイルサイズを削減する「高速インストールファイル機能」や、ピアツーピアによる配布などの対策を紹介している。

また5月以降は、第3週および第4週に提供しているオプショナルアップデートを一時停止し、セキュリティ更新プログラムの提供のみにすると説明。

さらに2020年4月14日にサポートを終了する予定だった「Windows 10 バージョン 1709」については、「Enterprise」「Education」「IoT Enterpriseエディション」のサポート期間を10月13日まで延長し、同日までセキュリティ更新プログラムが受信できる特別措置を実施するとしている。

(Security NEXT - 2020/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Apple製品の脆弱性に攻撃 - 2〜3月に修正済みも情報公開は6月
インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性
XML処理ライブラリ「libxml2」に複数の脆弱性
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意