Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

電子契約書サービスに不正アクセス - 利用者情報が流出

イベントの運営やメディア事業、システム開発などを展開するS-Collectionは、同社が運営する電子契約書サービスが不正アクセスを受け、利用者の個人情報が流出したことを明らかにした。

同社によれば、同サービスで利用するサーバが外部より不正に操作されたもので、サーバ内部に保存されていた個人情報が第三者によってダウンロードされたという。

2016年7月24日から2020年3月2日までに同サーバで誓約を結んだ関係者の氏名や住所、電話番号、メールアドレスや、締結途中だった関係者の氏名、メールアドレスが含まれる。

同社では3月3日、データベースの異常を検知。前日2日にアイルランドのIPアドレスを発信元とする不正アクセスを受けていたことが判明した。パスワードを窃取され、不正に操作されたものと見られている。

同社では、3月3日よりサーバを停止しており、警察などに相談するとともに、引き続き調査を進めている。調査が終了次第、結果を報告する予定。

(Security NEXT - 2020/04/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

健康商材のB2Bマッチングサイトに不正アクセス - 顧客情報が流出
サーバに不正アクセス、取引先や株主情報など流出 - 研創
ネックストラップ通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
獣医学本販売サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
スポーツ用品通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
日本茶の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
食肉通販サイトに不正アクセス - 顧客情報が流出した可能性
市施設サイトに不正アクセス、メール配信CGIの脆弱性が標的に - 小諸市
製麺通販サイトに不正アクセス - 不正プログラム除去も被害継続
飲食店向け備品通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出のおそれ