Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2019年第3四半期、クレカ不正使用被害は68億円

2019年第3四半期におけるクレジットカードの不正使用被害額は68億円だった。

日本クレジット協会が、国際ブランドカードの発行事業者を中心に銀行系、信販、流通系のクレジットカード事業者、中小の小売団体など、クレジットカード発行事業者44社を対象に不正使用被害の状況を調査、取りまとめたもの。

同四半期におけるクレジットカードの不正利用被害額は68億円。5000万の減少となったが前四半期とほぼ同水準にあり、2018年第4四半期以降、60億円台後半で推移している。

20191230_jc_001.jpg
クレジットカード被害の推移(日本クレジット協会の発表をもとに独自に作成)
20191230_jc_002.jpg
2019年第3四半期のクレジットカード被害の内訳(日本クレジット協会の発表をもとに独自に作成)

内訳を見ると、被害全体の約8割を締める番号の盗用被害が55億1000万円。前四半期を5000万円下回り、2四半期連続で減少となった。

国内外の状況を見ると、国内が37億7000万円。海外の被害額は17億4000万円。引き続き国内で7割近くの被害が発生している。

偽造カード被害は7000万増となる4億6000万円だった。国内が前四半期から6000万円減となる1億3000万円。海外における被害が5000万円増となる3億3000万円で、海外における被害が7割強にのぼっている。

(Security NEXT - 2019/12/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

資金決済業者連携におけるクレカの不正防止対策GL - 日クレ協
小規模サイト、約1割「一切脆弱性対策せず」 - 対策不備で2割が被害経験
決済代行業者やコード決済事業者もPC IDSS準拠必須に
フィッシングで悪用されたブランド数が過去最多 - 報告やURLも大幅増
IPA、サイト脆弱性対策ガイドを改訂 - 一見問題なくとも脆弱性対策を
2020年4Qのクレカ不正利用被害は72.5億円 - 前期比22.7%増
2月はクレカ会社のフィッシングサイトが1.3倍に - BBSSレポート
フィッシングURL、前月比22.9%減 - 報告は4カ月連続で3万件超
1月のフィッシングサイト、前年同月の倍に - 6割弱が偽ECサイト
33%がPWを使い回し、52%は似たPWを再利用 - F-Secure調査