従業員PCがマルウェア「Emotet」に感染 - 関西電力
関西電力は、従業員のパソコンがマルウェアに感染し、関係者のメールアドレスや過去にやり取りしたメールなどが外部へ流出した可能性があることを明らかにした。
同社によれば、12月16日に従業員のパソコンがマルウェア「Emotet」に感染していることが判明したもの。セキュリティ機器のアラートにより被害へ気が付いた。
調査を行ったところ、感染したパソコンにおいて、社内外関係者のメールアドレスやメール本文を含むデータのファイルが作成されていた。外部と通信した形跡があるが、暗号化されていたため、通信内容はわからないという。
今回のマルウェア感染により、社外関係者のメールアドレス449件、社内関係者のメールアドレス2969件、端末内で過去にやり取りしたメールの本文125件などが外部へ流出した可能性がある。
今回の問題を受けて同社では、対象となる関係者にメールで謝罪。同社をかたるメールに注意するよう呼びかけているが、23日の時点で、同社になりすましたメールを受信したという連絡は寄せられていないという。
(Security NEXT - 2019/12/24 )
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