Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MOVEit WAF」に検知回避の深刻な脆弱性 - 早急な対策を

ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)製品「Progress MOVEit WAF」において、製品の根幹となるWAF機能に深刻な脆弱性が判明した。利用者に対応を呼びかけている。

同製品は、ファイル転送製品「MOVEit Transfer」のサーバ保護に特化したWAF製品。Progress Softwareは現地時間2026年4月20日、重要度を「クリティカル(Critical)」とするセキュリティアドバイザリを公開し、5件の脆弱性に対処したことを明らかにした。

「CVE-2026-21876」は、同製品で利用しているWAF向けシグネチャルールセット「OWASPコアルールセット(OWASP CRS)」の脆弱性。

マルチパートの処理において、複数のContent-Typeパートを含む細工されたリクエストで、文字コードセットによる検知の回避が可能となる。脆弱性は2026年1月に公表され、「OWASP CRS」のアップデートもリリースされていた。

CVE番号を採番したGitHubでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.3」、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」としている。

(Security NEXT - 2026/04/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Dellのシンクライアント向けOSに複数の深刻な脆弱性
ホスティング管理ツール「cPanel」に深刻なSQLi脆弱性
米CISA、MikroTik「RouterOS」の脆弱性悪用で注意喚起
「Citrix Workspace app for Windows」に2件の脆弱性
Cisco、9月16日にセキュリティアドバイザリを公開予定
Check PointのVPN機能に深刻なRCE脆弱性 - ライブパッチや更新を提供
「Adobe Acrobat/Reader」にセキュリティ更新 - 脆弱性32件を解消
「FortiOS」や「NetScaler」など脆弱性4件の悪用を警告 - 米当局
米CISA、悪用脆弱性リストに4件を追加
「Ivanti Neurons for ITSM」に複数脆弱性 - 6件が「クリティカル」