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「Apache ActiveMQ」にRCE脆弱性 - 悪用が確認され「KEV」にも登録

メッセージブローカー「Apache ActiveMQ」に脆弱性が確認された。悪用も確認されており、米当局が注意を呼びかけている。

「Jolokia」との連携にあたり、「ActiveMQ Classic」のウェブコンソールに含まれる「JMX-HTTPブリッジ」機能に、コードインジェクションの脆弱性「CVE-2026-34197」が明らかとなったもの。

入力検証やコード生成制御に不備があり、「Jolokia」におけるデフォルトのアクセスポリシーでは「ActiveMQ MBean」への実行が許可されていることに起因。悪用には、認証が必要となるが、細工したURIによりリモートから「Spring XMLアプリケーションコンテキスト」を読み込ませ、任意のコードを実行できる。

開発チームでは、同脆弱性の重要度を4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」と評価。「Apache ActiveMQ」を、脆弱性が解消されている「同6.2.3」「同5.19.4」にアップデートするよう呼びかけている。

同脆弱性に関してはすでに悪用が確認されている。米国土安全保障省のサイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は現地時間2026年4月16日、同脆弱性を「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」に登録した。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「8.8」とし、重要度を4段階中2番目にあたる「高(High)」とレーティング。米行政機関へ指定期間内に対応するよう要請するとともに、広く注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2026/04/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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