みずほ銀装うフィッシング - クリスマスキャンペーン画像まで盗用
フィッシング対策協議会は、みずほ銀行の利用者を狙ったフィッシング攻撃が確認されたとして注意喚起を行った。

誘導先となっていたフィッシングサイト。正規サイトのデザインを盗用していた
同行による重要な連絡を装ったフィッシング攻撃が確認されたもの。フィッシングメールでは、「システムのアップグレードにともないアカウントの更新が必要」とだましたり、「一時的に口座を制限している」などと不安を煽り、対応が必要だと思い込ませ、メール内のリンクからフィッシングサイトへ誘導していた。
誘導先のフィッシングサイトでは、正規サイトのデザインを盗用。実施中である同行のクリスマスキャンペーンに関する画像なども含まれており、作成されてからまもないことがわかる。
12月11日の時点でフィッシングサイトの停止が確認されているが、今後も類似した攻撃が展開される可能性があり、同協議会では注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/12/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「処理水放出」に便乗するフィッシング - 「1000万円を支払う」と偽サイトへ誘導
「マイナポイント事務局」装う偽メールに注意 - ポイント失効と不安煽る
「ETC利用照会サービス」装うフィッシング - 自動解約機能に便乗
NTTドコモ装うフィッシング - 「dカード利用停止」と不安煽る
「取引を規制」などと騙すフィッシング - みずほ銀を偽装
ANAマイレージ会員を狙うフィッシングの報告が増加
攻撃準備段階のフィッシングサイトを検出するサービス
フィッシング攻撃が公共機関メアドを悪用 - 迷惑メール例外設定に便乗か
総務省かたるフィッシング - 固定資産税の納付通知を偽装
自動車保険料の請求に見せかけたフィッシング