「Adobe Acrobat/Reader」に複数の深刻な脆弱性 - 更新リリース
Adobe Systemsは、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」向けに深刻な脆弱性を修正するセキュリティアップデートを「Windows」や「macOS」向けにリリースした。
今回のアップデートは、あわせて21件の脆弱性を解消したもの。コードを実行されるおそれがある重要度が3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性14件に対処している。
バッファオーバーフローの脆弱性や、解放後のメモリへのアクセス、域外メモリへの書き込み、信頼できないポインタの参照、セキュリティのバイパスといった脆弱性を修正。
また次に重要度が高い「重要(Important)」とレーティングされた脆弱性は7件で、情報漏洩や権限の昇格が生じる問題に対応している。
(Security NEXT - 2019/12/11 )
ツイート
PR
関連記事
ZohoのAD管理支援ツールに脆弱性 - アップデートで修正
脆弱性狙われる「Oracle EBS」、定例パッチでさらなる修正
Oracle、定例パッチを公開 - 脆弱性のべ374件を修正
「Chrome」にアップデート - スクリプトエンジンの脆弱性を修正
Ivantiの複数製品に脆弱性 - 「EPM」の更新は11月以降
「WatchGuard Firebox」の深刻な脆弱性、PoC公開で悪用リスク上昇
米当局、脆弱性悪用リストに「Oracle EBS」など5件追加
「Spring Cloud Gateway Server Webflux」に情報漏洩の脆弱性
機械学習フレームワーク「Keras」に深刻な脆弱性 - 8月の更新で修正
「LANSCOPE」エンドポイント管理製品に脆弱性 - 4月以降、攻撃を観測