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リース返却後の内部情報入りHDDがオークションに - 神奈川県

18台のハードディスクは、バックアップ用のサーバ11台、検証用のサーバ3台のあわせて14台で利用されていた。

複数のハードディスクを組み合わせ、仮想的に単一ドライブとして利用されていたため、各ハードディスクごとに、どの程度のデータが保存されているか現時点でわかっていない。

単一のファイルが分割されて複数のハードディスクに保存される場合もあり、その場合は復元しても不完全であったり、復元できないケースもある。

同県では、1台のハードディスクから復元されたデータを確認したが、総務局、環境農政局、保健福祉局、県民局、県土整備局、教育局にまたがる範囲におよび、公開情報や内部資料などが保存されていた。なかには税務情報などプライバシーに関わる個人情報や重要情報なども含まれる。

(Security NEXT - 2019/12/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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