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職員が個人情報窃取 退職後も委託先から - 堺市文化振興財団

公益財団法人の堺市文化振興財団は、元職員が同団体の管理する個人情報を不正に取得し、外部に流出させていたことを明らかにした。

同団体によれば、同団体の元職員で、現在は舞台管理運営業務を同団体より受託するさかいステージサービスの関係者が、個人情報を含むデータを窃取し、外部に流出させていたもの。

在職中に同団体のチケット販売システム「sacayメイト」よりデータを不正に取得していた。対象は2020年3月当時に「sacayメイト」の会員だったのべ3万7164人。氏名や住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレスなどが含まれる。

さらに同団体退職後の2020年4月から2022年4月ごろにかけて、同団体がさかいステージサービスに貸与していた端末からシステムにアクセスしていたことが判明。

同団体職員82人の氏名、住所、生年月日のほか、堺市職員59人分の氏名と電話番号、堺市議会議員48人分の住所、電話番号、ファックス番号、メールアドレスを入手していたと見られる。

(Security NEXT - 2025/09/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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