「UCカード」利用者狙うフィッシング攻撃に注意
クレジットカード「UCカード」の利用者を狙ったフィッシング攻撃が確認されたとして、フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。
今回確認されたフィッシング攻撃では、発信元として「UC CARD」を名乗り、「アカウント情報の有効期限が切れた」などと説明。偽サイトへ誘導してログインを促し、情報をだまし取る。メールでは2種類のURLを利用しており、短縮URLも悪用していた。
誘導先の偽サイトでは、クレジットカードの名義や番号、有効期限、セキュリティコードなどを入力させようとしていた。転送先のURLとして少なくとも6種類のURLが確認されており、さらに多くのURLを利用している可能性もある。
12月6日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似した攻撃が発生する可能性があるとして、注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/12/06 )
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