Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Office 365」の管理者狙うフィッシング攻撃 - さらなる攻撃の起点に

組織における「Office 365」の管理者を狙ったフィッシング攻撃が確認されている。乗っ取られた組織から送信されており、スパムフィルタを通過する上、攻撃が成功するとさらなる攻撃の踏み台に悪用されるおそれがある。

マイクロソフトを装い、偽のログインページへ誘導するメールが広範囲に出回っているもので、PhishLabsが確認した。

ドメイン上のすべてのメールアカウントを管理していることから、「Office 365」の管理者が標的になっていると同社は指摘している。

問題のフィッシングメールは、正規の教育機関などが利用する「Office 365」のインフラより送信されており、スパムフィルタなどをすり抜けるおそれがある。

(Security NEXT - 2019/11/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

日米豪など8カ国が共同署名 - 中国関与の「APT40」へ対抗
MS、7月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
音声ビデオ通話システム「Avaya IP Office」に深刻な脆弱性
オープンソースのオフィススイート「LibreOffice」に脆弱性
MS、月例セキュリティ更新を公開 - 「クリティカル」は1件のみ
悪用脆弱性リストにMS月例パッチで報告された2件を追加 - 米当局
5月のMS月例パッチが公開 - 複数のゼロデイ脆弱性を修正
「MS Edge」のアップデートが公開 - スクリプトエンジンのゼロデイ脆弱性を解消
MS、4月の月例パッチで脆弱性147件に対応 - 1件は悪用済み
MS、3月の定例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性は含まず