Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

海外子会社でマルウェア感染、本社偽うメールで - 双葉電子

双葉電子工業は、フィリピンの子会社においてマルウェア感染が発生し、関係者のメールアドレスが窃取されたことを明らかにした。

同社によれば、10月30日に同社になりすました多数のスパムメールを子会社で受信。「Emotet」に類似したマルウェアが添付されており、端末がマルウェアへ感染した。

マルウェア感染により、同社従業員と送受信した関係者の一部メールアドレスが窃取されたという。メールの本文や添付ファイルなどの外部流出は確認されていないが、影響を受ける範囲について調査を進めている。

また同社従業員を装ったメールに注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/11/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

委託先がサポート詐欺被害、個人情報流出のおそれも - 焼津市
複数端末がマルウェア感染、情報流出の可能性 - 富士通
総務省、LINEヤフーに行政指導 - 「電気通信事業全体の信頼を損なった」
高校教諭がサポート詐欺被害、私用PC内に個人情報 - 広島県
県立高教諭が「偽警告」被害、第三者が業務用端末を遠隔操作 - 長野県
サポート詐欺でPC遠隔操作、個人情報流出の可能性 - 堺市体育館
LINEヤフーのサイバー攻撃被害、メールやSlack上でも - 対象件数を修正
オンラインストアのセール案内メールで誤送信 - 東京ソワール
ゼロデイ攻撃で受信メールが流出した可能性 - 国立科学博物館
東大教員PCが標的型攻撃でマルウェア感染 - 対策ソフトは検知せず