Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Samba」に3件の脆弱性 - アップデートがリリース

「Samba」の開発チームは、3件の脆弱性が明らかとなったとして、脆弱性へ対処したアップデートをリリースした。

影響を受けるバージョンは脆弱性によって異なるが、「同4.11.1」「同4.10.9」「同4.9.14」および以前のバージョンに複数の脆弱性が明らかとなったもの。

ファイル名の処理に問題があり、SMBネットワークではなく、ローカルパスのファイルが指定可能となる脆弱性「CVE-2019-10218」や、パスワードチェックを正しく行わない脆弱性「CVE-2019-14833」、「DirSync LDAPコントロール」におけるNULLポインタ参照の脆弱性「CVE-2019-14847」などが明らかとなったもの。

開発チームは、脆弱性を修正した「4.11.2」「同4.10.10」「同4.9.15」をリリース。アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/10/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「JavaScript」のランタイム環境「Deno」に脆弱性
「Chrome」にセキュリティアップデート - 8件の修正を実施
IoT機器ファームウェアのOSS構成分析ツール - バイナリにも対応
「Telerik UI」の既知脆弱性、米政府で被害 - 脆弱性スキャナ導入も検知できず
狙われる「Telerik UI for ASP.NET AJAX」の既知脆弱性
Cisco製の小規模向け一部ルータに脆弱性、PoCも - EOLで修正予定なし
「Apache Sling Resource Merger」にサービス拒否の脆弱性
PDF生成に用いられるPHPライブラリに深刻な脆弱性
ビデオ会議「Zoom」のクライアントなどに脆弱性 - アップデートで修正
ArubaのNAC製品に深刻な脆弱性 - 任意のユーザーを作成可能に