Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「変なホテル」の客室ロボに脆弱性 - SNS投稿で明らかに

今回の問題についてH.I.S.HDは、脆弱性の存在について7月6日に宿泊者から指摘のメールを受信していたことを明らかにした。

その一方、同製品を開発するMJIと調査を行い、外部から不正操作されるリスクは少ないとし、報奨金を目的とした不審メールと判断。連絡を取っていなかったという。

10月12日に脆弱性の公表を受けてあらためて再度調査を実施したところ、端末に近接した環境から不正操作が可能であることが判明。

すべてのロボットについて調査したが、不正なアプリケーションは見つからなかったと説明。脆弱性の原因となる同製品のNFC機能を停止し、対策を完了したとしている。

(Security NEXT - 2019/10/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を