「変なホテル」の客室ロボに脆弱性 - SNS投稿で明らかに
H.I.S.ホテルホールディングスが運営する「変なホテル舞浜 東京ベイ」に導入されていた客室ロボットに脆弱性が存在し、意図しないアプリをインストールされるおそれがあったことがわかった。
同社がホテル全100室に導入しているMJI製のコミュニケーションロボットにおいて、悪意あるアプリをインストール可能であったことが明らかとなったもの。
10月12日にセキュリティ専門家が、指摘より90日以上経過するも対応が行われなかったとし、ゼロデイ脆弱性としてTwitter上に公表。これを受けてH.I.S.ホテルHDが今回の問題について釈明した。
同セキュリティ専門家は、「NFC(Near Field Communication)」を用いることで提供元不明のアプリがインストールできると実際の画面表示とともに投稿。悪意あるアプリが入れられた場合、カメラやマイクがリモートから操作され、盗撮や盗聴のおそれがあると指摘していた。
(Security NEXT - 2019/10/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Roundcube」にアップデート - 前バージョンの不具合を解消
Trend Microの暗号化管理製品にRCEや認証回避など深刻な脆弱性
マルウェア対策ソフト「ClamAV」に深刻な脆弱性 - パッチが公開
脆弱性スキャナ「Nessus」のWindows版エージェントに複数脆弱性
「Veeam Backup & Replication」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「IBM Backup, Recovery and Media Services for i」に権限昇格の脆弱性
米当局、Linuxカーネルの脆弱性悪用に注意喚起
「Chrome」にアップデート - 3件のセキュリティ修正
「NetScaler ADC」「同Gateway」に深刻な脆弱性 - 早急に対応を
Trend Micro「Apex Central」に深刻な脆弱性 - 修正パッチをリリース