Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MTA「Exim」に容易に悪用可能な脆弱性 - 9月初旬に続き再度更新

メール転送ソフト(MTA)である「Exim」にリモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性が見つかった。9月前半に明らかとなった脆弱性とは異なるもので、再度対応が必要となる。

「同4.92」以降において「EHLOコマンド」の文字列処理にヒープバッファーフローの脆弱性「CVE-2019-16928」が明らかとなったもの。認証を必要とせず、リモートより容易に悪用が可能で、プロセスがクラッシュし、任意のコードを実行されるおそれがある。

同ソフトウェアに関しては、メール配信処理にバッファオーバーフローが生じる脆弱性「CVE-2019-15846」が明らかとなり、9月初旬にアップデートが公開されたばかりだが、今回判明したのは別の脆弱性であり、注意が必要。

9月27日に報告を受けた開発チームは、セキュリティリリースとして脆弱性を修正した「同4.92.3」を9月29日に急遽公開。各ディストリビューションなども対応を進めている。

実証コード(PoC)も公開されており、今後悪用される可能性もあるとして、セキュリティ専門家などは早急にアップデートを実施するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/10/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

スマホ向け「Microsoft Authenticator」、トークン漏洩のおそれ
「Exchange Server」に脆弱性 - すでに悪用を確認、パッチは準備中
Linuxカーネルにローカル権限昇格の脆弱性「Fragnesia」
Hitachi Vantaraのデータ統合分析基盤「Pentaho」に深刻な脆弱性
「VMware Fusion」に権限昇格の脆弱性 - 修正版を公開
「Chrome」で脆弱性79件を修正 - 14件が「クリティカル」
「Cisco Catalyst SD-WAN」に脆弱性、悪用も - 証跡保全と侵害調査を
SAP、5月の定例アップデート15件を公開 - 2件は「クリティカル」
ウェブサーバ「nginx」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
Adobe、「Adobe Commerce」など10製品に向けてアップデート