Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

CMSの「SHIRASAGI」にオープンリダイレクトの脆弱性

オープンソースのコンテンツマネジメントシステム(CMS)である「SHIRASAGI」に、オープンリダイレクトの脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同1.7.0」および以前のバージョンにオープンリダイレクトの脆弱性「CVE-2019-6009」が含まれていることがわかった。

細工したURLを用いることで任意のウェブサイトにリダイレクトすることが可能。フィッシングをはじめ、誘導先URLの偽装などに悪用されるおそれがある。

同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの米山俊嗣氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。脆弱性は「同1.8.0」で修正されており、同バージョン以降へのアップデートが呼びかけられている。

(Security NEXT - 2019/09/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因
プリント管理ソフト「Xerox FreeFlow Core」に深刻な脆弱性
「Amazon EMR」に深刻な脆弱性 - 資格情報漏洩のおそれ