Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

不正アクセスでクレカ情報流出、不正利用も - 刃物通販サイト

爪切りなど刃物の製作、販売を手がける諏訪田製作所は、同社が運営する通信販売サイトが不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報が流出したことを明らかにした。

同社によれば、「SUWADAオンラインショップ」が不正アクセスを受け、情報が流出したもの。4月15日に情報流出の可能性があることが判明し、サイトを停止。その後調査を行った外部事業者より5月31日に報告を受けていた。

流出したのは、2018年12月21日から2019年4月15日にかけて、同サイトでクレジットカード決済を利用した449人分の顧客情報。クレジットカードの名義や番号、有効期限、セキュリティコードなどが含まれる。一部クレジットカードが不正に利用された可能性もある。

クレジットカード会社の調査は7月17日に完了し、対象となる顧客には、個別に書面を送付。身に覚えのない請求が行われていないか、確認するよう注意を喚起した。

警察には4月17日、個人情報保護委員会には6月28日にすでに報告済みだという。同社では、セキュリティ対策と監視体制を強化したうえで、サイトの運営を再開する予定。また同社が運営する別の通信販売サイト「rubis-japan オンラインショップ」への影響については否定している。

(Security NEXT - 2019/09/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

すかいらーく「テクアウトサイト」 - クレカ情報流出の可能性
機器から奪われた管理者アカウントで侵害受ける - ミネベアミツミ
ゼロデイ攻撃で個人情報流出の可能性 - 日鉄ソリューションズ
「愛知全県模試」受験者情報が流出した可能性 - SQLi攻撃で
MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保
指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
財布通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
健康商材のB2Bマッチングサイトに不正アクセス - 顧客情報が流出
サーバに不正アクセス、取引先や株主情報など流出 - 研創
ネックストラップ通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性