病院運営指標に患者情報 - 表計算ファイルのまま誤公開
市立吹田市民病院は、患者の個人情報が掲載されたファイルを、約17日間にわたりウェブサイト上で誤って公開していたことを明らかにした。
同院によれば、8月1日9時から同月18日13時ごろにかけて、同院のウェブサイトから患者の個人情報7167人分が閲覧できる状態だった。
病院運営に関する指標をサイトで公開した際、そのうちの1項目である診療計画書適用率の算出に使用した患者の氏名や性別、年齢、診療科の名称、入退院日、クリニカルパス名称などが含まれていた。
同院では、サイト上でデータを公開する際にPDFを用いているが、表計算ファイルのまま誤って公開してしまったという。
同院では、誤って公開したファイルを閲覧できないよう削除した。対象となる患者には謝罪の書面を送付するとしている。
(Security NEXT - 2019/08/29 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
新潟県立近代美術館でメール誤送信 - 後任担当者が気付く
公開PDF資料に個人情報、墨塗するもデータ残存 - 熊本市
「Teams」で設定ミス、学内で個人情報が閲覧可能に - 宇都宮大
患者情報含むファイルをサイトに誤掲載 - 確認不十分で
クーポン申請システムで個人情報が閲覧可能に - 神戸須磨シーワールド
サイト問合時の添付ファイルが外部から閲覧可能に - システム開発会社
公共施設の講座申込フォームで設定ミス - 個人情報が閲覧可能に
ポケモングッズ通販サイトのリニューアルで不具合 - 情報流出が発生
個人情報含む図面を県ウェブサイトに誤掲載 - 新潟県
競技団体担当者の個人情報含むファイルを誤送信 - 埼玉県