Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

職員が住民の携帯番号を私的流用、LINEスタンプ送信 - 大阪市

大阪市の職員が、窓口を訪れた住民の携帯電話番号を持ち帰り、私的にLINEのスタンプを送っていたことがわかった。

同市によれば、住吉区役所保険年金課の職員が、業務上知り得る住民の携帯電話番号を持ち帰り、私的に使用したもの。

同職員は7月9日、窓口業務で扱った国民年金保険料免除、納付猶予申請書に記載されていた携帯電話番号をメモして持ち帰り、夏期休暇中だった同月11日にLINEアプリで検索、スタンプを送信したという。

同月29日、スタンプを送られた住民とその親族が来庁して申告。同職員に確認したところ、スタンプを送ったことを認めたという。

同市では、区長が住民や家族に謝罪。同職員を担当業務から外し、個人情報保護の重要性に関する個別指導を行うほか、関係部署と協議の上、処分を決定するとしている。

(Security NEXT - 2019/07/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

廃棄する健診記録票が運搬中に転落、翌日回収 - 桐生市
委託先従業員がマイナカード申請情報を私的利用、好意持ち連絡 - 郡山市
神戸市、個人情報の不正操作で職員処分 - 保険料増額の通知から発覚
USB紛失で町長ら減給、不正利用判明すれば再度処分を検討 - 佐久穂町
個人情報含む民生台帳が所在不明に - 鹿島市
給付金支給対象者名簿を誤送信、第三者が関連施設内で共有 - 軽井沢町
メール覗き見職員を処分、PWなど推測して不正アクセス - 宇陀市
ファイルを取り違え、町民の個人情報を誤って公開 - 綾町
小学校サイト掲載の学級通信に要配慮個人情報 - 豊田市
個人情報含む資料を誤廃棄、運搬中に落下して散乱 - 群馬県