Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セキュリティ製品の「VPN」機能に相次いで脆弱性

「CVE-2018-13379」は「同6.0.4」「同5.6.7」に存在。一部以前のバージョンも影響を受ける。同社はリスクの評価を5段階中、上から2番目の「4」とレーティングした。

同社では脆弱性を修正した「同6.2.0」「同6.0.5」「同5.6.8」を5月に公開。サービスを有効化している場合にのみ影響があるため、緩和策として、CLIコマンドにより「SSL VPN」サービスを無効化することなども挙げている。

Pulse Secureでも、4月に「Pulse Connect Secure(PCS)」に関する16件の脆弱性を公表するとともに、アップデートをリリースした。

細工したリクエストによりファイルを読み取ることが可能となる「CVE-2019-11510」は、共通脆弱性評価システムであるCVSSにおいてスコアが「10」の最高値となっており、それ以外にもスコアが「9.9」で「クリティカル(Critical)」とレーティングされた脆弱性2件が含まれる。

(Security NEXT - 2019/07/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Firefox 125.0.1」をリリース、脆弱性15件を修正
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
Oracle、「Java SE」に関する脆弱性13件を修正
Oracle、四半期定例パッチを公開 - のべ441件の脆弱性に対応
WordPress向けプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性
Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「Microsoft Edge」にアップデート - 「Chromium」の脆弱性修正を反映
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消