「Apple」「Amazon」装うフィッシング - アカウントロックで不安煽る手口
「Apple」や「Amazon」からのメールを装い、偽サイトへ誘導するフィッシング攻撃が確認されている。24時間以内に手続きをしないと「アカウントがロックされる」などと脅す内容だった。
注意喚起を行った日本サイバー犯罪対策センター(JC3)によれば、7月10日に「Apple」を装うフィッシングメールを確認した。
偽メールでは、アカウント情報が無効であるなどと説明。「Apple ID」を再入力するよう求める内容で、24時間以内に対応しないとアカウントをロックするなどと記載し、不安を煽っていた。
メールの本文には「安全提示問題を再度入力」など、不自然な表現も見られ、海外で出回るフィッシングメールから自動翻訳などを用いて作成された可能性が高い。
また7月11日には「Amazon」を装うフィッシングメールも確認されている。「お客様のAmazon ID情報は不足か、正しくないです。」といった件名で送信されていた。
(Security NEXT - 2019/07/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
米金融機関の破綻に便乗した詐欺に警戒を
輸送中であるかのように演出 - 「佐川急便」装うフィッシングに注意
「ライフカード」装うフィッシング - 「直近の取引に質問」などと誘導
「UCカード」をかたるフィッシング - 「悪意あるログインを検出」と誘導
「三井住友銀行」装うフィッシング攻撃の報告が増加
神奈川銀行装うフィッシング - マネロン対策口実に偽サイトへ誘導
「ローソン銀行」装うフィッシング - 「取引を規制」などと不安煽る
「最新のディズニー体験をお届け」などとだますフィッシング - 偽サイトへ誘導
税金納付サイトを偽装するフィッシング - Vプリカ送付を要求
「イオン銀行」を装うフィッシング報告が増加