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6割「ネットでの完全なプライバシーの確保は不可能」

60%が、オンライン上のプライバシーを完全に確保することは不可能と考えているとの調査結果をカスペルスキーが取りまとめた。

同社が、オンライン上のプライバシーに関する意識調査を実施したもの。2018年12月にインターネット調査を実施し、日本人437人を含む世界21カ国1万1887人が回答した。

オンライン上のプライバシーを完全に確保することは不可能と回答した割合は、国内の回答者で60%。世界全体の56%よりやや高いものの、大きな差は見られなかった。

プライバシーをさらに向上する方法について「興味がない」と答えた回答者は、日本は16%、世界は13%にとどまり、セキュリティ対策への興味も見られたが、一方でプライバシーの安全を確保するための対策を「していない」とする回答は、日本において28%と3割近くにのぼった。世界の19%を9ポイント上回る結果だという。

(Security NEXT - 2019/05/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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