Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

有権者情報6000人分含むUSBメモリを紛失 - 相模原市選管

神奈川県相模原市は、統一地方選挙の終了後に、選挙管理委員会において有権者の個人情報を保存したUSBメモリを紛失したことを明らかにした。

同市によれば、4月7日に行われた第19回統一地方選挙の相模原市中央区選挙区において、投票に使用した選挙人名簿照合用のUSBメモリが所在不明になっていることが、4月11日に判明したもの。37本あるはずのUSBメモリのうち1本が見当たらないという。

所在不明となっているUSBメモリには、中央区第32投票区の選挙人名簿と投票状況が記録されていた。有権者6123人の氏名、住所、性別、生年月日などが含まれる。USBメモリ内のデータは、パスワードで保護されているという。

USBメモリは投票が終了した4月7日20時過ぎに開票所へ持ち込まれ、投票確定作業に使用。その後は選挙管理委員会事務局の職員が、中央区の全投票区のUSBメモリをまとめてケースに収納し、市役所まで運んで施錠された作業室で保管していた。

同市は、紛失したのは投票確定作業の終了後であり、投開票結果への影響はないとしている。

(Security NEXT - 2019/04/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

バイト情報サイトから登録者情報が流出 - 転得したとの人物から連絡も
高校教諭が個人情報含むUSBメモリを一時紛失、6日後回収 - 大阪府
退職時に共済契約データ持出、内部調査で発覚 - JAえちご上越
駐車施設付置届出書含むバックアップ用USBメモリが所在不明 - 川崎市
無許可の患者情報持ち出し、サポート詐欺被害から発覚 - 近大病院
自宅で業務のため持ち出したUSBメモリを紛失 - 静岡県
FC会員情報含むUSBメモリを撮影会場で紛失 - 新日本プロレス
小学校で保護者や教職員の口座番号含むUSBメモリを紛失 - 東村山市
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
中学校で生徒の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 高槻市