Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

会誌に一部会員の個人情報を誤掲載、データ抽出時のミスで - 九州大学造船会

九州大学の同窓会組織である九州大学造船会は、会誌の名簿において、一部会員の個人情報を誤って掲載したことを明らかにした。

同会によれば、会誌「吾」94号の名簿に公開しないはずの個人情報が掲載されたもの。

名簿のデータベースから印刷用データを抽出する際、本来同期生のみ公開とする住所や電話番号、メールアドレス90件のほか、公開しない設定の住所3件がミスにより含まれていたという。

同会では、誤掲載が発生した会誌の回収といった対応については、費用の工面やすべての会員から理解を得ることが困難など、課題があることから今後検討するとしている。

再発防止に向けては、内容を即時訂正することができる電子版の導入や、名簿公開区分の変更などを検討するという。

(Security NEXT - 2019/04/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
被災労働者の個人情報含むファイルをメール誤送信 - 労働基準監督署
応募QRコードから応募者の個人情報が閲覧可能に - アトレチコ鈴鹿
企画の情報募集フォームで個人情報が閲覧可能に - ローカル情報誌
小学校サイト掲載の学級通信に要配慮個人情報 - 豊田市
個人情報含む公文書など紛失、廃棄年度未記載で誤廃棄か - 三重県
県サイトで個人情報含む作業用ファイルを誤公開 - 愛媛県
県サイトの道路台帳図面、個人氏名を誤掲載 - 新潟県
中小企業補助金の採択者情報、元関係者が不正持出か - 支援実績と営業に利用
公開表計算ファイルから個人情報が閲覧可能に - 立命館APU