Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

SECCON優勝チーム所属の東大生サークルがCTFを開催

東京大学の公認サークルである東京大学理論科学グループ(TSG)とFlattは、セキュリティの知識を競うコンテスト「TSG CTF」を5月に開催する。

同サークルは、設立より60年を迎えた東京大学のコンピュータ系サークル。国内最大のセキュリティ競技会である「SECCON CTF 2018」の優勝チームメンバーも所属している。

今回オンラインによるクイズ形式のCTFを開催するもので、TSGが問題の作成、運営を行い、Flattが賞金やサイトを提供する。

競技日時は、日本時間5月4日16時から翌5日16時までで、近く登録募集がスタートする予定。詳細は同イベントのページから。

同グループでは、いわゆる刑法の「ウイルス罪」の容疑で摘発される事件が相次いでいることから、CTFの開催についても議論があったと説明。いずれの摘発も「情報セキュリティに対する理解の欠如が根本原因」と結論付け、セキュリティの啓蒙活動の一環として今回の開催を決定したとしている。

(Security NEXT - 2019/04/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
政府や独法関係者対象にCTFコンテスト「NISC-CTF」を開催
アジア地域の若年層向けCTF大会「ACSC 2024」が3月下旬に開催
「SECCON CTF 2023」が開催 - 米韓混合チームが優勝
まもなく「SECCON 2023電脳会議」が開催 - 事前登録を受付中
「CODE BLUE 2023」のタイムテーブル - 脆弱性関連の講演充実
「SECCON CTF 2023」の予選参加登録がスタート - 週末開催へ
NEC、学生向けにオンラインCTFを開催 - 従業員も参加、交流会も
「SECCON CTF 2023」決勝は12月に都内で - 予選は9月を計画
セキュリティ分野の総務大臣奨励賞を発表 - 早大教授の森達哉氏ら受賞