Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Adobe、複数製品に対してアップデート - 「Flash Player」「Acrobat」以外のユーザーも注意を

Adobe Systemsは、「パッチチューズデー」にあわせ、「Adobe Bridge CC」をはじめ、複数製品に対して脆弱性へ対処するアップデートをリリースした。深刻な脆弱性も修正されている。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせ、アップデートをリリースしたもの。

Adobe Flash Player」や「Adobe Acrobat/Reader」のほか、「Adobe InDesign」「Adobe Dreamweaver」「Adobe Bridge CC」「Adobe XD CC」「Adobe Experience Manager Forms」「Adobe Shockwave player」とが対象となっている。

「Adobe Bridge CC」では、3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性2件を修正。適用優先度も30日以内を目安とする3段階中2番目にあたる「2」とレーティングされている。

またWindows向けの「Adobe Shockwave Player」において7件の「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性を解消したほか、macOS版の「InDesign」や「Adobe XD」においても「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性へ対応したという。

(Security NEXT - 2019/04/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正