Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

車両制御アプリに脆弱性 - リモートより制御奪われるおそれ

AutoMobility Distributionが提供するスマートデバイス向けアプリ「MyCar Controls」に脆弱性が明らかとなった。リモートより車両が操作されるほか、物理的なアクセスを許すおそれもある。

同製品は、車両に搭載したテレマティクスユニット「MyCar」の制御を行うために提供されているスマートデバイス向けアプリ。同ユニットと通信し、車両のキーを解除したり、始動させることができる。

今回、同アプリに管理者の認証情報がハードコードされている脆弱性「CVE-2019-9493」が判明したもの。

管理者の認証情報は、サーバとエンドポイントで通信する際に利用する「ユーザー名」および「パスワード」の代わりに利用できるという。

(Security NEXT - 2019/04/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
メール誤送信で事業所担当者のメアド流出 - やまがた産業支援機構