中南米のセキュリティ体制やCSIRT動向は? - JPCERT/CCが調査報告
JPCERTコーディネーションセンターは、中南米各国のサイバーセキュリティ体制やCSIRTの状況について取りまとめた調査報告書「2018年度 中南米CSIRT動向調査」を公開した。
他地域と比較し、同センターとの連携実績が少ない中南米地域やカリブ海諸国におけるサイバーセキュリティの対応状況を把握し、インシデント対応に活用するため、調査を実施したもの。
公開文献や現地でのヒアリングなどを通じて、同地域におけるサイバーセキュリティ戦略、関連法の整備状況、CSIRTの活動実態について調べ、資料として取りまとめた。
具体的には、米州機構(OAS)やLACNIC(Latin America and Caribbean Network Information Centre)が主導する同地域全体でのCSIRT間連携の現状について解説。
さらに同地域でもっともサイバーセキュリティの取り組みが進んでいるメキシコとブラジル両国の窓口CSIRTの活動状況、CSIRTが直面する脅威の実態などを取りまとめた。
同資料は同センターのウェブサイトより入手することが可能。同地域でビジネスを展開する組織や、海外のセキュリティ事情に関心のある組織などで活用できる。
(Security NEXT - 2019/03/12 )
ツイート
PR
関連記事
CSIRT関係者が集う「NCA Annual Conference 2024」、参加登録受付を開始
「セキュリティ対応組織の教科書 3.2版」が公開 - 実例など収録、評価シートも刷新
日本シーサート協議会、12月に年次カンファレンスを開催
JPCERT/CCが感謝状 - 脆弱性悪用対応の「重要な模範事例」
「日本シーサート協議会」が正式名称に - 法人名と通称を統一
政府や独法関係者対象にCTFコンテスト「NISC-CTF」を開催
効率的な脆弱性対策を支援するオンラインセミナー開催 - IPA
2023年度の「JPCERT/CCベストレポーター賞」が決定 - 多数インシデントを報告
「NCA Annual Conference 2023」の参加登録を受付開始 - 日本シーサート協議会
日本シーサート協議会、12月に年次カンファレンスイベントを開催