「Windows 7」に権限昇格のゼロデイ脆弱性 - 標的型攻撃で積極的な悪用
同社では、脆弱性が積極的に悪用されている場合、ユーザー保護を目的にベンダーへの通知から7日後以降に脆弱性を公表することがあるとの方針を示しており、同ポリシーに従って今回の脆弱性を公表した。マイクロソフトからは、修正に向けて作業を行っているとの回答を得ているという。
同社では、3月1日にリリースした「Chrome 72.0.3626.121」で「CVE-2019-5786」を修正しているが、今回の脆弱性についても「Windows」向けの「Chrome」で複数の緩和策を追加したと説明。
同社は、修正パッチがリリースされた際に適用することや、「Windows 10」へのバージョンアップなど、対策を検討するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/03/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Trend Micro Apex One」ゼロデイ脆弱性の修正パッチが公開
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
「Trend Micro Apex One」脆弱性でセキュリティ機関も注意喚起
「Trend Micro Apex One」に脆弱性、攻撃も発生 - パッチは8月中旬
8月の定例パッチ公開は日本時間8月13日 - 「盆休み」直撃
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「iOS/iPadOS 18.6」で複数脆弱性を修正 - KEV掲載済みの脆弱性も
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
中国複数グループが「ToolShell」攻撃を展開 - 攻撃拡大に懸念
SonicWall「SMA 100」にバックドア、ゼロデイ攻撃か - 侵害調査の実施を