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WordPress向けプラグイン「Smart Forms」にCSRFの脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているフォーム作成用プラグイン「Smart Forms」に脆弱性が含まれていることがわかった。

同プラグインにおいて、「クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)」の脆弱性「CVE-2019-5924」が明らかとなったもの。「同2.6.15」および以前のバージョンに含まれる。

「WordPress」へログインした状態で細工したページにアクセスすると、フォームの作成や削除、スクリプトの挿入など利用者の意図に反して不正な操作が行われる可能性がある。

同脆弱性は、東京電機大学の齋藤真幸氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。脆弱性に対処した「同2.6.16」がリリースされている。

(Security NEXT - 2019/03/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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