Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

脆弱性を修正した「OpenSSL 1.0.2r」がリリース

「OpenSSL」の開発チームは、最新版となる「同1.1.1b」「同1.0.2r」をリリースした。いずれもバグへ対処したほか、「同1.0.2r」ではセキュリティに関する修正も実施している。

開発チームによれば、特定の暗号スイートを利用している環境下で、プロトコルエラーを用いたパディングオラクル攻撃により、暗号化したデータが解読されるおそれがある脆弱性「CVE-2019-1559」に対処したもの。

脆弱性の重要度は、4段階中3番目にあたる「中(Moderate)」とレーティングしている。同脆弱性は「同1.1.1」「同1.1.0」系は影響を受けないとしている。

(Security NEXT - 2019/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

iOS向けLINEアプリの「金融系モジュール」に脆弱性 - アップデートで修正済み
WP向け操作ログ記録プラグインにSQLi脆弱性 - パッチ未提供
「Node.js」向けMySQLクライアントにRCE脆弱性
「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定