脆弱性を修正した「OpenSSL 1.0.2r」がリリース
「OpenSSL」の開発チームは、最新版となる「同1.1.1b」「同1.0.2r」をリリースした。いずれもバグへ対処したほか、「同1.0.2r」ではセキュリティに関する修正も実施している。
開発チームによれば、特定の暗号スイートを利用している環境下で、プロトコルエラーを用いたパディングオラクル攻撃により、暗号化したデータが解読されるおそれがある脆弱性「CVE-2019-1559」に対処したもの。
脆弱性の重要度は、4段階中3番目にあたる「中(Moderate)」とレーティングしている。同脆弱性は「同1.1.1」「同1.1.0」系は影響を受けないとしている。
(Security NEXT - 2019/02/27 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
「Django」に複数の脆弱性 - 修正アップデートを公開
「Firefox」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
「Firefox 135」がリリースに - 脆弱性11件を解消
「Firefox 135.0.1」がリリース - 脆弱性1件を解消
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正