コインマイナー埋込狙う「Drupal」への脆弱性攻撃が発生 - 当初の一部緩和策に誤りも
直近の攻撃では、脆弱なウェブサイトを改ざんし、仮想通貨を発掘する「Javascript」ベースのコインマイナー「CoinIMP」を埋め込もうとしていた。
また「CVE 2019-6340」に関しては、複数の緩和策が示されていたが、一部緩和策では攻撃が防げないことがその後判明している。
RESTモジュールにおいて「POST」「PATCH」といったリクエストを受け付けないことが当初緩和策のひとつとしてアナウンスされたことに対し、Ambionics Securityは、「GET」リクエストを用いた攻撃が可能であり、誤りであると指摘。
利用者に誤解を与えかねないとし、アップグレードするか、RESTモジュールの無効化が必要であると説明し、「実証コード(PoC)」を公開した。開発チームも同問題を認めてアドバイザリを修正している。
(Security NEXT - 2019/02/27 )
ツイート
PR
関連記事
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み