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上場企業の優先対応すべきリスク、「サイバー攻撃」は14.9%

グループ内でこれまで危機的な状況に遭遇した経験があるか尋ねたところ、54.2%にあたる233社が「経験あり」と回答。業種別に見ると「陸、海、空運(75%)」「小売、流通(64.1%)」「金融業(63.6%)」「不動産業(63.6%)」が、ほかの業種にくらべて高い。

危機的状況を経験した233社に、事態の沈静化が成功した要因について3つまで選択してもらったところ、「トップのリーダーシップ、トップダウンでの迅速な意思決定がなされた」が51.1%で最多。「情報収集、伝達ルートと収集情報の分析、判断のルールが整備されていた」が46.8%で続く。

一方、過去に危機的状況を経験していない177社に、成功要因と想定される要素を聞いたところ、「発生に備えた事前の組織の枠組み」と「発生に備えた事前の準備ができていること」が57.6%でトップ。

経験企業で1位だった「トップのリーダーシップ、トップダウンでの迅速な意思決定がなされること」は53.1%だった。

(Security NEXT - 2019/02/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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