Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

企業採用担当者や学生の個人情報を誤って公開 - 奈良先端大

奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)は、個人情報を掲載した学内向けのウェブサイトが、誤って学外に公開されていたことを明らかにした。

同大によれば、情報科学研究科において、本来学内からの閲覧に限定されるべきウェブサイトが、2018年8月7日から10月22日にかけて、学外から閲覧できる状態となっていたことが判明したもの。

問題のウェブサイトには、企業405社の採用担当者の氏名とメールアドレス1086件を記載。さらに修了生246人の氏名と学生番号、利用停止済みのメールアドレス、および在学生と修了生1771人の氏名と学生番号などを掲載していた。

同サイトを運用しているサーバの更新時に、アクセス制御の設定を誤ったのが原因だという。

同大では問題発覚後、設定を修正し、学外からのアクセスを禁止するとともに、検索サイト上のキャッシュを削除する措置を実施。対象となる企業と学生に対し、書面で謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2019/01/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

地域特化型の旅行予約システムで顧客情報を誤表示
メール誤送信で外部関係者のメアド流出 - 山陽小野田市
学校でグループウェアを操作ミス、アンケートや成績など流出 - さいたま市
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
中学校で卒業生の個人情報が生徒用端末から閲覧可能に - 半田市
情報セキュリティ教室の参加者一覧が閲覧可能に - NII
フォーム閉鎖時の設定ミスで応募者情報が閲覧可能に - 文京区
サマースクール保護者説明会の案内メールを誤送信 - 藤沢市
小中2校で個人情報が生徒端末より閲覧可能に - 松戸市
クレジットウェブ申込システムで不具合 - AGペイメント