Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

複数の横河製品にアクセス制御不備の脆弱性 - リモートより悪用されるおそれ

横河電機の複数製品で利用する「ライセンスマネージャーサービス」に脆弱性が含まれていることがわかった。

「CENTUMシリーズ」や「ProSafe-RS」「PRM」「B/M9000 VP」など同社製品が利用する「ライセンスマネージャーサービス」にアクセス制御不備の脆弱性「CVE-2019-5909」が明らかとなったもの。

脆弱性を悪用することで、リモートよりシステム上に任意のファイルを作成したり、上書きすることが可能だという。

同社ではKaspersky Labの協力のもと、脆弱性を解消するパッチを用意。影響を踏まえ、適用を検討するよう利用者へ呼びかけている。

また脆弱性を周知するため、JPCERTコーディネーションセンターへ報告。報告を受けた同センターでは、米ICS-CERTとの調整を実施した。

(Security NEXT - 2019/01/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正